低温調理器レビューをしました

低温調理で料理の効率アップ

料理の基本に「焼く」「煮る」のほかに「低温調理」が仲間入りです。
低温調理とは、肉や魚を低温で長時間加熱する調理方法のことをいいます。
最近では低温調理器も話題になって、一般家庭に普及し始めました。

じっくり火を通していくので時間がかかる調理方法ですが、調理中はお湯につけておくだけなので他の家事ができるというのが魅力です。
今回は低温調理の方法や失敗しないコツ、おすすめのレシピをご紹介します。

基本の調理方法と失敗しないコツ

低温調理の基本の調理方法は、食材をフリーザーバッグやナイロン袋に入れて密閉したものを、湯煎で加熱していくものです。
40℃台から60℃台の比較的低温でじっくり加熱していくので低温調理といわれています。

低温調理は昔から使われているテクニックで、フレンチのフォアグラやテリーヌの調理に使われていました。
しっとりとした独特の食感で、ジューシーに仕上がることが注目され、家庭料理に取り入れる人も増えています。
密閉した食材をお湯の中に入れておくだけなのでとても簡単で油を使ったりしないので、ヘルシーに仕上がるのが人気のポイントです。

注意したいのは温度です。
食材の中心温度が63℃に達するように加熱しないと、食中毒の危険性も高まります。
低温調理の基本は63℃で30分間加熱です。

お湯や食材の温度には十分注意しましょう。
温度管理を細かくすることが失敗しないコツです。

低温調理器デビューで手軽に低温調理

低温調理で重要になる温度と加熱時間をもっと気軽に管理できるのが低温調理器です。
温度と加熱時間を守らないと、加熱殺菌しきれずに食中毒のリスクも高まります。
初心者は低温調理器を使ったほうが安心です。
手軽なヒーターとファンと温度計が一体化したタイプであれば、手軽に始めやすいでしょう。

おすすめレシピ

初心者でも簡単に作れる低温調理おすすめレシピのご紹介です。
どれも、家にある材料で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

ヘルシーで価格も安い鶏のムネ肉を使った鶏チャーシューをご紹介します。
材料は鶏ムネ肉(1枚)、しょうゆ(大さじ2)、酒(大さじ2)、さとう(小さじ1)、にんにく(1片)です。
鶏ムネ肉は皮を取り除いて、フリーザーバッグやナイロン袋に材料を全ていれて揉みこみます。
そのまま冷蔵庫で一晩寝かせて、しっかり味をしみこませましょう。

低温調理器の温度を60℃にセットして、60℃になったら用意しておいた鶏ムネ肉を袋ごと入れて3時間置いて粗熱が取れたら完成です。
ヘルシーな鶏ムネ肉もしっとりジューシーに仕上がります。
調味料を変えたり、食材を変えることで、レシピのバリエーションも広がっていくでしょう。