母子家庭の子供は寂しさを感じているのか?
私が離婚したとき、息子はまだ1歳でした。
子供が生まれたときから夫が浮気していたので、あまり家庭を顧みない人ということもあり息子は父親の存在を感じていたかどうかははっきりわかりません。
私が不安定になったこともあって、子供ながらに何か変だというのは感じていたようです。
子供がもう少し大きくなってからの離婚や、夫婦関係は冷め切っているが子供とは仲良くしているとか、子供はちゃんと可愛いがっているという場合、やはり突然どちらかがいなくなるのは寂しいと感じてしまうのは仕方ないでしょう。
私の場合は離婚後しばらくは実家においてもらえたので、息子にとっての祖父母や叔父叔母がいたので、寂しい思いはしていなかったと思います。
私が家を出て息子と2人で暮らすようになってからは、保育園に預けることになったため最初は泣きましたが、すぐに慣れてくれました。
保育園のお友達にはパパがいる子もいるため、何度か「パパはどこにいるの?」と聞かれたことがあります。
寂しさからというよりも、なぜ○○ちゃんにはパパがいるのに僕にはいないのか?が不思議だったみたいです。
保育士さんにもいろいろと融通を聞いてもらっていたので、本当に助かりました。
私が預けた保育園の方ははみんないいひとたちばかりで、息子も慣れてきた頃には保育園がとても楽しい場所に感じていたようです。
少し気になって調べてみたのですが、東京都の世田谷区での保育士の求人が思ったよりもたくさんあることを知りました。
今、世間で保育士不足が騒がれていますが、私がお世話になった保育士さんのように世田谷区に限らず、他の地域でも素敵な保育士さんが増えてほしいと願うばかりです。
母子家庭の子供に見られる特徴
母子家庭の子供にはある特徴が見られると言われています。
これは父子家庭にも当てはまりますが、親を手伝おうという気持ちは比較的早い段階から芽生えるようです。
うちは息子だったこともあり、思春期になっても反抗したりせずすごく私を思いやってくれているのが分かりました。
わがままを言いたくても我慢する、これは息子にも見られました。
私を困らせないようにと必死に気を使っているのがわかったので、本当に辛い思いをさせて申し訳ないと思ったものです。
ここで子供に甘えると、ストレスが大きくなり爆発することもあるようですね。
私はそうならないよう、できるだけ息子と話をする機会を設けストレスにならないようにしていました。
離婚したのが1歳のときでしたから、物心着いたときから父親がいない生活を送ってきたので、他の家とは違うと思いつつ、息子なりに受け入れてくれていたのだと思います。
夫の浮気が原因での離婚でしたが、息子に父親の悪口を言わないなど気は使っていました。
ただし聞かれるまでは父親のことは話していませんし、無理に褒めるのも嘘になるのであえて何も言いませんでした。
母子家庭の子育てについて
私の頃はまだ母子家庭に対するイメージが悪く、世間の目も今より冷たかった気がします。
でも息子には辛い思いをさせたくなかったですし、胸を張って生きていけるようにと少し厳しくしつけました。
厳しいとしっても、礼儀やマナーを守ること、母と決めたルールを守ることくらいです。
私も正直辛い時期はありましたが、息子の前ではできるだけ笑顔でいるよう心がけていましたね。